早稲田大学 知覚情報システム・メディアインテリジェンス研究室
Select&Voiceは、アプリケーションに対する音声データ入力方式に関する新しい手法です。従来のデータ入力用音声インタフェースは、入力対象の項目がシステムによって決定され、ユーザはシステムの指示に従って逐次的にデータを入力していく、システム主導のインタラクションが一般的でした。しかしながらこのようなインタフェースでは、データ入力の度に同一のインタラクションを繰り返され、使い勝手の良いシステムの実現は困難でした。
それに対してSelect&Voiceは、既にユーザインタフェースとして広く普及しているGUIとのアナロジーに基づいて、ユーザ主導項目選択、システムの音声フィードバックによる状態の提示、音声による効率的なデータ入力を特徴とした新しい音声インタフェースとして設計されました。さらに、標準的な入出力デバイス環境を整備し、アプリケーションによらない様々な利用環境において、初心者でも簡単に利用できるインタフェースの実現を目指しています。
本研究では、このインタフェースとFlexibleShortcuts:機能選択用音声インタフェースとを統合し、次世代車載情報端末用アプリケーションをはじめとした、様々な実用的なアプリケーションへの展開を進めています。
本研究では、このインタフェースとFlexibleShortcuts:機能選択用音声インタフェースとを統合し、次世代車載情報端末用アプリケーションをはじめとした、様々な実用的なアプリケーションへの展開を進めています。
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